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継続と深化の湘南スタイル【前編】反町前監督、大倉社長の影響力

 時は2008年の夏を過ぎた頃です。反町さんは指導者研修の視察のため、ドイツのジンスハイムに拠点を置くTSG1899ホッフェンハイムにいました。このシーズンからクラブ史上初の1部リーグを戦うチームです。今では現ガンバ大阪のFW宇佐美貴史も在籍したクラブとして有名ですが、当時は無名。しかし、図ったかのようにクラブ史上初のブンデスリーガ1部のピッチで“ホッフェンハイム大旋風”が巻き起こります。ボスニア・ヘルツェゴビナ代表のFWヴェダド・イビシェヴィッチが前半戦の17試合で18ゴールを挙げる驚異的な活躍もあって、なんとなんと史上初の1部リーグを首位で折り返したのです。そのイビシェヴィッチの大怪我もあり、最終的には7位で終わりましたが、反町さんはその前半の快進撃を現場で直に見ていたのです。