日本代表DF内田篤人が所属するシャルケ04は、同一リーグ内の古豪、ボルシア・メンヘングラッドバッハ所属のドイツ代表FW、マックス・クルーゼ獲りに動くようだ。
豊富な運動量や敏捷性に優れたクルーゼはボルシア・メンヘングラッドバッハの主力の一人であり、カウンターを主体とする同チームにとって欠かせない戦力の一人である。
しかし、先日のバイエルン戦では本来クルーゼを配置する場所に、同じくドイツ代表であるアンドレ・ハーンを配置し、バイエルンを撃破する原動力となった。
ボルシア・メンヘングラッドバッハが今後もアンドレ・ハーンをメインにチーム作りをする場合、クルーゼのシャルケへの移籍可能性は高まるだろう。
また、クルーゼが契約している代理人の存在も、シャルケ移籍の噂の後押しをしているといえる。
代理人であるトーマス・シュトルンツ氏は、シャルケのGKファビアン・ギーファー、GKティモ・ヴェレンロイター、DFマーヴィン・フリードリッヒ、FWフェリックス・プラッテらシャルケの四選手とも代理人契約を締結しており、シャルケと縁が深い人物なのである。
そこもまた、クルーゼの移籍を後押しする原動力になっているといえる。
問題となるのは、高額になることが予想される移籍金のみということになる。
というのも、クルーゼはメンヘングラッドバッハとの契約を2017年まで残しており、最低でも1200万ユーロ(約16億円)は下らないと思われるだけに、今季の成績如何では不成立となるかもしれない。
どちらにしても、シャルケとしては前線の補強の為にも、是が非でもCL圏内を目指さねばならないだろう。