Foot ball Drunker〔162〕visiting 『Rhein-Neckar-Arena』ジンスハイム / ドイツ

ブンデスリーガも開幕 注目はホッフェのオーストリアコンビ

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激闘が各都市で繰り広げられたUEFA欧州選手権:EURO2024の興奮冷めやらぬドイツで国内リ-グも週末には開幕。ブンデスリーガ一部では今季八人の日本人がプレ-する。一昨日のポカール一回戦でゴールを決めた町野修斗:Shuto Machino【1999年9月30日生】所属のホルシュタインキールはTSG1899ホッフェンハイムと対戦する。


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シュツットガルトからフランクフルトへの移動途中立ち寄ったジンスハイム。シュツットガルトからは85キロ、123キロ北上すればフランクフルト。アウトバーンが整備され鉄道網も発達している国でこの程度の距離は目と鼻の先。
人口は三万五千人。第161話はTSG1899ホッフェンハイムの本拠地プラゼロアレーナ。但しカバ-写真のビ-ルはオーストリアで一番人気のゲッサー。


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欧州大手のソフトウェア会社を創設した資産家ディートマー·ホップ:Dietmar Hopp【1940年4月26日生】の後ろ盾を得て、八部からトップまでとんとん拍子に駆け上がった新興クラブ。2006年に知性派ラルフ·ラングニック:Ralf Rangnick【1958年6月29日生】を招き、育成部門から改革に成功したのは周知のとおり。現オーストリア代表を率いてUEFA欧州選手権ではインパクトを残した。上写真のラフなTシャツ一枚よりも、やはりEURO2024でのグレ-のジャケットを羽織るス-ツスタイルがプロフェッサ-には似あっている。


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2016年28歳の青年指揮官招聘の際も世界を驚かせたこのクラブ。’19年5月11日:ブンデスリーガ33節のホッフェンハイムとブレーメン戦を報じるビルト紙面。スタメンフル出場した大迫勇也:Yuya Osako【1990年5月18日生】と並んでオーストリア代表フロリアン·グリリッチュ:Florian Grillitsch 【1995年8月7日生】の姿も。
下写真を撮影したのは’17年6月ダブリンでのワ-ルド杯予選アイルランド戦。この年の3月フィンランドとの親善試合でAデビュ-したばかり。背番号7は途中出場。前年はアーセナルとトッテナムが興味を示したと英メディアが報じており、この試合当時所属していたのはブレーメン。翌月ホッフェンハイムに加入したユ-ティリティ-プレーヤー。


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この日ユリアン·ナーゲルマン:Julian Nagelsmann【1987年7月23日】監督が出番を与えたオーストリア人ミッドフィールダーにとっては初めて立つブンデスリーガ一部のピッチ。背番号42をつけた19歳の名前は長くて少々覚えにくい。


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