1対1の場面で、気迫で負けないプレーを披露。
特に顕著に表れていたのがクリスティアーノとベイル。いつもは守備をさぼる癖のある両名が守備の場面で顔を出していたことには驚きです。
それぞれの選手の勝ちたいという気持ちが全面に出ていました。
そのおかげか試合はほぼ5分5分で進みました。
最後に試合を決めたのは選手交代。
ピケとベンゼマのゴールで1-1となった後、
バルセロナはラキティッチに変えてアルダ・トゥラン、レアル・マドリードはベンゼマに変えてヘセを投入。
この交代が試合の流れを完全にレアル・マドリードの方へもっていきました。
疲れが見えていた、ベンゼマの代わりに入ったヘセがカウンター時の起点、エンジンとなり、ベイル、クリスティアーノを生かし始めます。
バルセロナの方はラキティッチより高い位置でのプレーが目立つ、アルダ・トゥランの裏にスペースができ、そこをレアル・マドリードにつかれ始めます。
試合の方は、85分にベイルのクロスをクリスティアーノが右足で沈め、レアル・マドリードが戦前の予想を覆す勝利に終わりました。
この試合、レアル・マドリードは普段のプレースタイルに構わず、何が何でも勝つという鬼気迫る闘志が感じられました。
その闘志が生み出した今回の勝利。レアル・マドリードは戦う集団に生まれ変わる。