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武藤と宇佐美の逆転現象を考える 日本独自の育成環境

 これはJクラブのアカデミーに不足している部分があるのか?それともトップチーム昇格後に公式戦出場機会がなくなる事なども含めて、Jリーグに問題があるのか?大学サッカーはその受け皿になっているものの、本来はプロ入り出来なかった選手のセカンドチャレンジの場なのですが、ここへ進んで来る事情も複雑極まりない要素がありそうです。

 Jリーグの各クラブがセカンドチームを立ち上げて若手選手の活躍の場を設けようと計画を進めているようですが、相手チームのレベルなども考えるとそれだけで解消される問題ではないはず。当面の目標としては、4大会連続で出場を逃しているU20W杯の出場権獲得という結果を求めるためのアプローチになるのでしょうが、早急な成果は期待できるモノではないうえ、未だ対策もなされていないのが気掛かりです。

 ユース卒業後の4年間、ある選手はJリーグで4年、ある選手は大学で4年を過ごしてからJリーグで再会するようなケースもよく見られますが、意外と大学経由でJリーグ入りした選手の方が活躍できている現実は育成の矛盾を表しているのか?それとも日本独自の育成として歓迎すべきモノなのか?そろそろ結論はつけるべきところに来ているのと、意外とユースから見ても、選手側から見ても、大学側から見ても、Jリーグが脚を引っ張ってそうなイメージが残るのが心配です。

 こんな事を考えながら、宇佐美貴史と武藤嘉紀の今後の成長を見守りましょう。