その差を生んだのは、遠藤の視野の広さ、宇佐美を欠いたパトリックの躍動。
そして後押しをしたホームのサポーター。
実力差は殆ど無い。
しかし何かの呪縛から開放されたようなこの試合。
意味はとてつもなく大きい。
【準決勝に向けて】
ガンバはアウェーで松本、ホームで共にアジアを戦った柏との対決を経て
9月30日、東アジアの強敵となった広州恒大とまず広州で対決する。
ごくごく標準的な考えを適用すれば、限りなく不利なガンバ。
ただ今回、宇佐美不在というイレギュラーで、
パトリックをはじめ集中力と責任感とが発揮された印象を得た。
次は長谷川監督が不在となる。
今まで以上に遠藤、今野などのコントローラーがより自覚を深め
チームメイクをしていき、宇佐美、パトリックがフリーになれれば
勝ち切ることは難しいが、
次につながるアウェーゴールを奪取を、
ファーストチョイスとして成果を出すことで
また万博でミラクルが見られるかもしれない。