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ACL準々決勝 ミラクルガンバ アジアへの跳躍を目指して

リーグトップスクアラーの宇佐美が不在。
長谷川監督はプランを修正せざるを得ない。

ここでベテラン二川へ期待をかける。

【全北先制も、痛恨のミスでガンバ即反撃】

9月16日、小雨交じりの万博記念競技場。
気温も21.8℃とすっかり秋めいた。

宇佐美のかわりに二川が左サイド。
復帰した今野は遠藤とボランチを組む。
パトリックはワントップで全北守備陣と対峙。

どちらかに得点がはいれば延長はありえない。
とにかく先制点がほしい。

両者、得点へのモチベーションが高まるなか、
13分ガンバにアクシデント、丹羽のファウルでPK献上。
全北のハンター、レオナルドがPKを決めた。

しかしその直後、ペナルティエリアの外、10メートル後方でFKを得る。
キッカーは遠藤、フォアサイドに放り込む。

何とその瞬間、全北のディフェンダーはラインを押上げ、オフサイドトラップをしかける。
しかしこれが大失敗、阿部とパトリックが相手GKクォン・スンテと2対1の局面。
遠藤のボールを受けた阿部がパトリックへ冷静にパスすると
パトリックは確実にマウスの中に蹴り込んだ。