Foot ball Drunker 〔47〕visiting 『Millennium Stadium』カーディフ / ウェールズ


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現在は、ドイツで製造されているが、《オレンジの木》のシルエットがパッケージに印されている。オラニエという名前は、現国王にも受け継がれているのだが、オランダ代表のユニフォームがなぜオレンジ色なのか疑問に思う方もこれで納得。

まさかのクロアチア連敗 ハリーウィルソンは新たなスター誕生の予感

UEFA欧州選手権予選グループDの第8節はウェールズ代表対クロアチア代表の注目カード。2-1でウェールズが勝利した。2ゴールのハリー·ウィルソン:Harry Wilson【1997年3月22日生】。現在はフラムに貸し出されているが8歳からリヴァプールのアカデミーで育ち2014年に17歳でトップチーム昇格。ウェールズ代表とよく似た上下真っ赤なウェアでプレーしていた。


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2013年10月には、16歳でA代表に初招集、選出されるとベルギー戦でA代表デビュー。これはをガレス·ベイル:Gareth Bale【1989年7月16日生】の同代表最年少デビュー記録を更新しており、その将来性は誰もが認めるところ。プレミアデビューは2019年第2節のアストンヴ(Gareth Bale)がィラ戦。12分いきなり強烈な長距離砲で勝利に貢献。敗れたもののホームのシティ戦でも1得点。そして待ちに待ったリヴァプール戦は12月8日の第16節。フットボールの神様は結構意地悪でウィルソンはこの日負傷で欠場。15節までの14試合で6ゴールを記録していた。


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ウェールズ代表は残り2試合勝利でクロアチアの結果に関係なく予選突破。但し次の相手はアルメニア、そして最終節は現在首位のトルコ代表。既に予選通過が確定している為ベストメンバーで臨むのかは微妙、いずれにしても“ザ・ドラゴンズ”は有利な状況。
今年引退した《レジェンド》ガレス·ベイルがフットボールの人気が「いつかラグビーを追い越す日が来る」と公にコメントしたのは2014年。10年後の欧州選手権で彼の予言が的中するのか、鍵を握るのやはり、ハリーウィルソンしかいない。[第47話了]


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■写真/テキスト:横澤悦孝 ■モデル:Nao