マンチェスター・シティ所属のアルゼンチン代表FW、セルヒオ・アグエロはバルセロナ所属のリオネル・メッシと親交が深いことでよく知られている。
が、マンチェスター・シティはその親交を利用して仰天の移籍プランを考えているようだ。
アグエロに去就が不透明なメッシを説き伏せさせ、マンチェスターまで連れて来るというものである。
もっとも、これは上からの指示というものではなく、アグエロ個人の意向であるようだ。というのも、彼がこの意向を発したのは、2014年のプレミア・リーグ最優秀選手に表彰され、その受賞式の席上なのだ。
だが、これには伏線があり、アグエロがアトレティコ・マドリードに所属していた2009年、アルゼンチン・メディアから『(親交の深い)メッシに頼んでバルセロナに連れて行ってはもらえないものか?』、
という本気か冗談か判断のつかない発言に対し、
『できたらいいね』、
と返したことがあったのだという。
今回はそれを踏まえた、彼流のジョークなのかもしれない。
しかし、資金力という面から見ても、メッシほどの選手を獲得できるチームはここを除けばパリ・サンジェルマンかチェルシーくらいのものだ。
チェルシーはモウリーニョが在任している限り、彼のような我を捨てきれない選手を獲得することは無いだろう。
となれば、マンチェスター・シティとしてはパリ・サンジェルマンとの一騎打ちとなるだけに、絶対に負けられない戦いとなるだろう。
果たしてメッシはどういう未来を選択するのだろうか?
アグエロは遂に代表以外でもメッシとのコンビを組むことが出来るのだろうか?