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マンチェスター・シティ、得点力アップの切り札はスォンジーのストライカー?

 マンチェスター・シティはその資金力と共に、強力なフォワードを多数抱えていることでも知られている。

 セルヒオ・アグエロ、エディン・ジェコ、ステヴァン・ヨヴェティッチといった錚々たる面子である。

 しかし、これだけ揃えていて尚、ストライカーを一月に迎え入れる意向があるようだ。

 そのターゲットになっているのは、同じくプレミアリーグに所属しているスォンジー・シティのウィルフリード・ボニーだ。

 今年で25歳になるコートジボワール出身の彼は、昨シーズンから好調を維持している。昨シーズンからスォンジー・シティに加入したボニーは移籍初年度から34試合17得点、今シーズンもここまで13試合で6得点を挙げており、この数字はアグエロやジェコの得点数を上回っている。

 夏の移籍市場でもアーセナルを始めとする大チームが彼の獲得に興味を示したものの、スォンジーに留まった彼だが、シティは1月の移籍市場で2000万ポンドを提示して彼の獲得に乗り出すようだ。

 仮にボニーの獲得に成功した場合、バレンシアにローン移籍中のアルバロ・ネグレドのマンチェスターへの復帰の目は完全に無くなるだろうと言われている。

 ローン移籍先のバレンシアでも活躍できておらず、未だゴールが無いのだ。悲しい話ではあるが、これもサッカーにはつき物、彼には水が合わず、狂ったリズムを最後まで修正できなかったということだ。

 ボニーは11月、スォンジー・シティとの契約を2018年6月まで延長したばかりだが、果たして1月の移籍市場でこれは成立するのだろうか?

 典型的なストライカーではあるが、ポストプレーや守備もこなせる器用なタイプではあるだけに、ペレグリーニ監督の戦術をどれだけ素早く理解できるかによっては今まで以上の怪物に成長できる余地を持っている。

 その動向に注目したい。