とにかくボールをコントロールできないマインツには
どうやらセカンドプランも無なかったらしく、
混乱したままサッカーを続け、
あらゆるポジションでスペースを奪えず、キープ出来なかった。
たとえ前半、試合途中の戦術変更がリスクありと考えたとしても
後半は何かしてくるだろうとおもいきや、
ここでも全く何もしてこなかった。
しかし55分あたりから、インゴルシュタットの運動量が落ちてきて
上がっていった選手の戻りが遅くなった。
そこでやっとマインツが両ワイドを使い、
クロスでゴール前までボールが運べるようになったので
得点のチャンスが出てきと思いはじめた。
しかしその矢先に66分、インゴルシュタットのヒンターゼーアが相手ディフェンダーをうまく交わし
ゴール右隅にシュートした。
この後ク・ジャチョル、武藤、バログンと入れるが大して効果なし。
1部初挑戦・初勝利をインゴルシュタットに献上してしまった。
開幕戦、新メンバーを加え、
なにか明確な新しいチャレンジをして、たとえそれが失敗しても、ならば修正すればいい。
しかしマインツ、シュミット監督から、まったくやりたいサッカーの意図が伝わってこない。
ただ単純に完全に自滅した感じだ。