―――横断幕（上記写真）に「果敢なドリブル突破」と表現されているように、ボール捌きや細かなテクニックからして、純粋なボランチには全く見えません（笑）。
（澤田）「最近はあまりドリブルはしてないですけど。もうちょっと前までなら（笑）。」
―――今日も両足からピルロ（※）のようなミドルパスを連発して幾度もチャンスメイクされていました。
（澤田）「そうですね、パスしか・・・、ちょっと自分も多少の衰えがあり、1対1に勝てなくなって来ているのを実感して来ているので。でも、それをマイナスに捉えずにパスでいなしながらプレーしています。」
※アンドレア・ピルロ・・・元イタリア代表で現在はアメリカのニューヨーク・シティに在籍する38歳のMF。デビュー当時は攻撃的MFとしてブレイク。強豪チームでは出番がなかった中、ACミランで中盤の底に配置されて大ブレイク。「レジスタ（演出家）」と呼ばれる役割を担ったパイオニア的名手。彼が「レジスタ」を確立後、ポジションを役割として表現する言葉が増えた。
―――去年はDF山本裕美選手（背番号6）がMFとして隣でプレーされていました。
（澤田）「そうですね、それは大きいですね。心強かったです。でも、今年は今年でMF林咲希選手（背番号11）が隣で動き回ってくれているので、バランスを見ながらチャンスがあれば上がって行っています。」
―――現在のアンカーという役割は今年になってから担当するようになったのでしょうか？
（澤田）「今年からですね。去年も練習試合などでは何度かやっていたのですが、あまり公式戦ではやっていないですね。」
―――そういえば、澤田選手だけでなくバニーズの選手は現地でサッカー観戦をされていますよね？特にDF山本選手とMF渋谷由美子選手（背番号8）をよく他会場でお見かけします。
（澤田）「よく行っていますね（笑）。特にあのお二人は本当に好きですね。」
―――時には“バニーズ御一行様”で現地観戦されている時もあります。男女問わず近畿一円から伊賀くらいまでの範囲の会場に行かれているのかな、と。
（澤田）「そうですね。友達や知っている選手が出ている試合だったり、なでしこリーグの1部でも2部の試合でも面白そうだなと思ったら、ついつい行っちゃいますね（笑）。もちろん、サッカーと仕事を両立する上で、上手く時間を作り合って行っています。」
ずっと好きな選手は遠藤保仁選手、尊敬する女子選手は・・・