バルセロナとレアル・マドリーでプレーしたFWサヴィオラに替わって、ポルトやマルセイユで司令塔としてプレーしたMFルーチョ・ゴンザレスが出てくる。欧州へ移籍していった選手がしっかりと国内クラブに返って来れる仕組みもまたJリーグの課題でしょう。ディエゴ・フォルランやフレデリック・リュングベリを獲得するよりも、本田圭佑や香川真司、岡崎慎司がJリーグ復帰を選択できる環境を、今のJリーグが用意できているでしょうか?
日本代表以上に、最近のJリーグやクラブがしている事(守備的な戦術、縮小傾向の経営など)は日本サッカーの後退にしか繋がっていないのでは?
それは東アジア杯でも痛いほど感じさせられただけに、2008年にはマンチェスター・ユナイテッドを本気にさせたクラブが、国内では3冠を獲得しながら全く相手にもなれなかった事に寂しさを感じた試合でした。