ただし、ここで終わらないのが手倉森監督が植えつけた柔軟性を備えたチーム。この堅守を支えた韓国代表CBチョ・ビョングクがオフにジュビロ磐田へ移籍すると、セレッソ大阪から快速DFとしてJリーグでも稀有な存在であるCB上本大海を獲得。最終ラインにスピードが加わった事で堅守だけではなく、そこをベースにしながらボールを奪う位置設定を高くしてショートカウンターを効果的に誘発するチーム作りへとマイナーシフト。優良外国人FWウィルソンがこの戦術にぴったりとハマる形にもなり、ウィルソンは13ゴールでベストイレブンにも選出され、赤嶺真吾と合わせて27ゴールを記録して大幅な得点力アップに貢献。前年を上回る快進撃を見せて優勝争いに本格的に参戦して2位となり、翌年のACL出場権を獲得しました。