J2のFC岐阜は来シーズンの補強として同じくJ2の京都サンガの元日本代表FW、大黒将志の獲得に動くようだ。
大黒は34歳となったものの、自身の得点力は衰えておらず、今シーズンは26得点でJ2得点ランク首位を独走している。
岐阜側は若い選手も多いことから、ラモス瑠偉監督が『若手へのいい見本』になるとして、高くその実力を評価しており、獲得を打診する模様だ。
京都側は、中国スーパーリーグの杭州緑城から同選手の保有権を既に買い取っている模様で、現時点での放出の意思はないようだが、交渉次第では岐阜への移籍も充分にあり得る。
FC岐阜の事実上のオーナーであるJトラストの藤沢社長は、チームへの無制限の支援を表明しており、資金面での不安は無いものの、京都はJ1昇格の目は絶たれた為、来シーズンもJ2に留まるとは考えにくい。
来季J1へ昇格するチーム、もしくはJ1チームからも声がかかる可能性は高く、岐阜に移籍するかどうかは微妙なところではある。
しかし、ナザリトというストライカーを擁する岐阜にとって、経験豊富な大黒の獲得はまさに生きた手本として喉から手が出るほど欲しい存在だろう。
しかし、岐阜が大物選手を獲得するというニュースが流れるなど、考えられもしなかった。
国内の大手企業で元代表クラスを次々に補強できるだけの資金力が得られるのである、
これで外資系企業がチームを保有した場合、どのような選手を補強できるだろうか?
それを考えると、妄想が止まらなくなりそうだ。