リーガ・エスパニョーラ17節ではメッシ、ネイマールをベンチスタートにした上にディビッド・モイーズ率いるレアル・ソシエダに1−0で敗れたバルセロナ。
スビサレッタSDは解任され、その後を追うようにプジョルもチームを去るなど、大激震が続いているが、チーム内でもルイス・エンリケ監督に対する不満が募ってきているようだ。
バルセロナも幹部会議を招集し、ルイス・エンリケ監督を続投するか否かは今後の二試合、国王杯のエルチェ戦とリーガでのアトレティコ戦の結果を見て判断するようだ。
結果のみならず、選手間の信頼をも取り戻してチームの建て直しを要求されているようで、以上の二つを成し遂げない限り、チームを去るということになりそうだ。
既にジェラール・ピケはマスコミに対し不満をぶちまけているようだ。
また、メッシもラ・レアルとの一戦にベンチスタートになったことでエンリケ監督と口論になり、仲が急速に悪化しているという報道もあり、予断を許さない状態だ。
確かに、ビラノバ、マルティーノ、エンリケの三監督の前半戦の戦績を見比べると、状態は悪くなっていると言える。
ビラノバ監督は17節まで無敗(レアル・マドリードとのドローのみ)、マルティーノ監督は15勝1分1敗(オサスナにドロー、アスレティック・ビルバオに敗戦)であるが、エンリケ監督は12勝2分3敗と確かに見劣りがする。
だが、選手や戦術の過渡期で2位につけている今の情況はけして悪いとは言えないhずなのだが、これもまた大チームの宿命なのだろう。
エンリケはチームを再び建て直すことができるのだろうか?