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ヨーロッパリーグ グループリーグ第1節 エバートン対ヴォルフスブルグ 〜負けに不思議の負けなし〜

 毎シーズン言われていることだが、ドイツ・ブンデスリーガにとってヨーロッパリーグは鬼門である。この理由の一つに、トップ3と言えるバイエルン、ドルトムント、シャルケ、それに追随するレーバークーゼン、メンヘングラッドバッハ、ヴォルフスブルグといったチームと、他のチームの差があること。

 そして何よりも健全経営を旨とするリーグの方針で他のリーグのような補強ができないことが上げられる。
 
 しかし、ヴォルフスブルグは経営を100%フォルクスワーゲングループが行っており、その資金力で巨大な戦力を保有、ヨーロッパリーグに望んできただけに、期待をしていた。
 しかし、試合を見た限りでは保有戦力を上手く回せていない。

 また、監督も欧州の大舞台に立つのは初、選手も代表での経験はあるもののチームでの欧州は初という選手も多く、上手く体が動いていなかったように思う。

 そんな中、試合は静かにスタートした。エバートンも先日ようやく初勝利を上げたばかりでチームも勢いに乗れておらず、慎重な立ち上がりだったが、ヴォルフスブルグ側にミスが多くリズムが作れない中でエバートンがそのミスをついての先生ゴールを叩き込み、その後も何度か得点機を作ったエバートンは前半アディショナルにもゴールを叩き込んで2−0で折り返すと、後半開始すぐにPKを得るとこれもきっちり決め、終了間際にもカウンターを鮮やかに決めるなど効果的な時間帯に得点を決めてホームで勝利を飾った。
 
 ヴォルフスブルグの最後のロドリゲスのFKはおまけという感じであった。反撃が余りにも遅すぎ、ミスも多すぎた。

 そして更に気になるのは、両チーム共にフルメンバーで戦っている点だ。共に中2日でリーグを戦うことになるが、果たしてチームへの影響は大丈夫なのだろうか?特にエバートンはコールマンを負傷で欠くだけに、マンチェスター・ユナイテッドとの試合に後を引かなければいいのだが……