ところで今シーズンを迎えるに遇って東京は大きな補強を行わなかった。
ただ前シーズン突如成績を落とした渡邉千真を神戸に放出し、
かわりにJ2に降格した磐田から得点王の経験のある、前田遼一を獲得した。
本命と言われた川崎の大久保と比較されることもあるかもしれないが、
疑問や不満の声も正直あった。
全くタイプが違うだけに単純に比較するのは間違っていると思うが、
しかし現行のシステムの中で前田の活かし方を考えていくことは、
上記で述べた、バリエーションの多様化を図る上で重要な課題だ。
とくに年齢的にも在籍期間においてもリーダーシップを期待したかった石川が
再度の離脱で、後方の森重、中盤の羽生・梶山とのバランス構成と、
センタラインの軸の形成のためにも前田の重要性はどうしても無視できない。
♪前田遼一、青赤に染まれ!
今年のゴール裏からちょっと違和感を伴ったチャントが流れるようになった。
原曲はThe Beatlesの”A Herd Days Night”
不思議と何度か聞いていると馴染んでくるものだが、