心癒されるアイリッシュプリンセスの歌声
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“エメラルドグリ-ンの国”の首都はアイリッシュ海から流れるリフィー川を挟んで発展した街。ギネスビールの発祥の地は心癒される音楽の都として記憶されている。ケルト音楽を取り入れ’80年代から独自の世界を展開していたエンヤ:Enya【1961年5月17日生】を知ったのは映画『遥かなる大地へ』に楽曲を提供した’92年だろうか。ハリウッド大スタ-夫婦共演が話題になった作品は1892年の西アイルランドを舞台にスト-リ-が始まる。
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六十四歳の現在はダブリン郊外にあるマンダレイ城に住んでいるエンヤから襷を渡されたアイルランドの歌姫といえばダブリンの街で’91年に結成されたケルティックウーマン:Celtic Woman。
個人的には彼女たちに関してはオリジナル楽曲よりも『アメイジング·グレイス』のような伝統曲がお気に入り。アイルランドに伝わる『ロンドンデリーの歌』のメロディに、戦地へと赴いた息子への親心を歌詞にしたのが『ダニー·ボーイ:Danny Boy』
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パブ文化の街で 公園飲酒はご法度
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北海道と比べると少し面積で負けるアイルランド。治安がよく「市民が親切で優しい」の評判はまんざら嘘でもなさそう。地図を片手に歩いていた数日の間、「迷ってない?」と声をかけてくれる方がご年配から鼻ピアスの若者まで一人や二人ではない。
スマフォもGoogleマップも使いこなせていないのは自分がアナログなだけで訪問は十年前だから、大昔の記憶ではない。
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ダブリンで飲むならばギネス。但し黒ではなく《Hop House 13 Lager》。アルコールは5%と平均的で飲みやすいラガー。軟水の日本やチェコはラガーづくりに向いているが、ここアイルランドは硫酸塩が多く含まれる硬水。しかし黒ギネスの強い苦みをアイルランド人が皆好むわけでもなく、見たところ若者や女性にはラガーを好む層が増えている様子。
市民の憩いの場聖ステファン公園を散策して一汗かいたので一休み。ビ-ルを飲みたくなるが、ダブリン市議会は、道路や公共の場での飲酒を禁止する条例を施行しているはず。実際試合前に飲んでいるサポ-タ-を見掛けてはいたので取り締まりは然程厳しくないのかも。煙草を吸わない自分には関係ないが、禁煙に関しては厳しいお国柄。公園をはじめ公共の場所での喫煙は国全体で御法度。
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