逆に、武藤は22歳の現役大学生として初めてプロ選手として挑んだ2014年にJ1リーグ戦33試合の出場で13ゴールを記録し、今年1月のアジアカップ終了までに日本代表キャップ10を記録するまでに至りました。武藤がチェルシーに行く事はないとは思いますが、彼がチェルシーを筆頭に欧州のクラブから評価される所以は欧州側からの数字の観方にあるのかもしれません。
ちなみにロッベンは20歳の頃に睾丸癌で摘出手術を受けた事があり、その頃がPSVからチェルシーへの移籍する時期に相当します。「バイエルンに19歳で移籍したから何?」と言われてしまいそうです。人生経験値が違い過ぎるので、宇佐美はメンタル面で及ばなかったのかもしれません。
次回は宇佐美と武藤を比較しつつ、ガンバ大阪の戦術との兼ね合いについても言及しながら進めていきます。しばしお待ちください。