ACL グループステージ第2戦、ブリズベンロアーズとの対戦。
浦和は第1戦で負けてしまったものの、唯一得点をあげている。
この試合でもこの得点力を活かすため、興梠を中心としたワントップツーシャドーでくるものと予想されていた。
しかしペトロビッチ監督は新戦力のズラタンを興梠と並べてツートップの布陣を組んできた。
それと私が特に驚いたのが、同じく新加入の加賀を2列目・右ワイドで起用したことである。
彼の本職はセンターバックであり、まれにサイドバックも担うこともあったが、いずれにしろ最終ラインが適所であると思っていた。
初先発でしかも珍しいツートップでズラタンと右側を担うのはかなりの博打打って出てきたような気がした。
結果、フォーメーション的には3-5-2ということになった。
ところが、開始3分、ブロイヒに抜かれると右のボレロにパス、
そこから鋭く右へ打ち込んではやくも先制されてしまった。
ペトロビッチ監督はこの後も盛んに加賀にポジショニングへの修正を迫ったが、
ついに業を煮やし、加賀と森脇のポジションをチェンジした。
こうしたことで一旦は落ち着き前半はこのままスコアには変化がなく終了した。