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忍び寄るサードパーティ・オーナーシップ問題

御存知の通り、サッカー界には巨額のマネーがうごめいている。
世界的人気競技であるサッカー。それがゆえにワールドカップをはじめ何億人ものひとが様々な形で関わっている。

そして人が多く集まるところ、また多くのマネーが集まってくる。
サッカーはその単純なルールと簡単な設備で楽しめるということで世界中に広まった。

しかしそれは昔の話、今や複雑怪奇な世界へと膨張した。
とはいえ日々進化するサッカー、その巨額マネーが対価として正当なもの、必要コストとしてそれに見合うものであれば仕方ないだろう。
よりスペクタクルで、より知的で、より多様化したものを求め続けているのは何よりも我々サッカーファンなのだから。

しかし多くのマネーが必要以上に釣り上げれ、またその一部は裏社会へ流れ、
世界の暗黒勢力の収入源にもなっていると言われている。
ただこうしたはっきりとブラック社会と関わるものよりももっとはっきりしないのがグレーゾーン。
そこで暗躍しているのが代理人と言われる人たちだ。
この勢力はこっそりとマネーをかすめ取るのではなく選手とクラブに取り入り
巨額マネーを背景に単にビジネスだけでなく、サッカーそのものを自らの利益のために動かそうとしていて、
FIFAなども警戒していた。
ところがFIFAは代理人をライセンス制にしてコントロールしようとしたが、正式に断念した。
公式な理由ははっきりしないがFIFA自体が代理人多くが選手の肉身でありこの人達にライセンスを強制するのが非現実的であるといえる。
しかし多くの肉身はビジネスの素人であり、またそれゆえにトラブルも多い。
先日もネイマールの父親に公表されている以上のマネーが流れている噂もあった。

さてこの代理人制度はあくまで選手の代理であって、基本的には選手の利益の最大化が目的である。
しかし代理人の力は増す一方であり、しかも腕利きの代理人は多い人で100人以上の選手と契約を結ぶ者もあり
いくら有能な代理人であってもその全てを管理すことは不可能であるはずだ。
さらにマネジメントそのものや世界中に網をはらなければならない情報網など
必要となるコストもかさんでくる。