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スペイン代表の黄金時代から考えるサッカー論

 当初は2006年のドイツW杯へ向けた予選ではホアキンやホセ・アントニオ・レジェス、ビセンテ・ロドリゲスといった純正ウイングを使っていたものの、アラゴネスは本大会へ向けてシャビをレギュラーに固定し、バルセロナでも台頭し始めたMFアンドレス・イニエスタ、アーセナルで司令塔を務め始めた10代のMFセスク・ファブレガスを招集して中盤の顔触れがパスサッカーに特化した技巧派に変化。ドイツW杯本大会ではフェルナンド・トーレスとダビド・ビ-ジャの強力な快速2トップやサイドバックながらシーズン2桁得点を記録した左SBマリア―ノ・ぺルニアを武器として活かす超攻撃的なサッカーで旋風を放ったものの、ラウンド16でフランスのカウンターに屈してベスト16で早期敗退。プレースタイルが評価されて続投したものの、攻撃サッカーの脆さを露呈し、その直後のEURO2008へ繋がる予選を含めて6戦3敗で一気に崖っぷちに。