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名波浩監督になって変化したジュビロ磐田のサッカー

 選手選考も<4-2-3-1>のシステムで試合をスタートさせ、4バック+MFにはボール奪取力に優れる田中裕人や本職は左サイドバックであった宮崎智彦がダブルボランチを組む事が多く、トップ下に昨季まではボランチとしてのプレー機会が多かったMF小林祐希が入っています。太田が右サイドで、左サイドにはアダイウトン、最前線の1トップには期待の新外国籍FWジェイまたは“デカモリシ”こと森島が入るのが基本布陣です。つまり、DF4人とMFにも3人の守備的な選手がいるため、選手個人のプレースタイルとして、“アタッカー”と呼べるのは3人のみの起用となっています。
 
 また、<4-2-3-1>の並びで試合をスタートしていますが、ボランチの宮崎が最終ラインの左側に引いて来て、両サイドバックを押し上げるビルドアップのパターンが頻繁に使われています。そして、プロ入りはボランチであったブラジルW杯の日本代表のセンターバックであったDF伊野波雅彦も中盤までボールを持ち運んでゲームの組み立てに積極的に絡む回数も多くなっているため、サイドバックが中央へ絞ってプレーする時もあったり、トップ下の小林が頻繁に3列目に引いて来たりサイドに流れるので、トップ下のスペースにボランチが上がる事も多く、両サイドをアップダウンするサイドバックと共に”アタッカー”3人以外は配置されるポジション以外での役割も多くあるように見えます。