システムは以前インテルを率いていた4−3−1−2と同じで、仕組みもシティ時代によく似ている。攻撃はトップ下+2トップの3枚が中心となり、後方からの上がりはほとんど無い。もちろんサイドバックのオーバーラップも少なく、ビルドアップ時も4バックは横1列に並んだ状態でおこなわれている。
つまり長友のような攻撃的サイドバックは使われていないのだ。ジョナタンと長友の両サイドバックが離脱していたのも事実だが、代役を務めるダンブロージオとファンは共に守備を重視したプレーをしている。
ダンブロージオとファンは身長が185cmあり、ファンはCBとしてもプレー出来る選手だ。シティ時代にもマイカー・リチャーズのような大型サイドバックを使用していたマンチーニは、サイドバックに守備を強く要求している部分がある。
これは攻撃で真価を発揮してきた長友とは一線を画すものであり、170cmと小柄な長友にマンチーニが求めるDFラインの一角を務められるかは疑問だ。