ハンガリ-でプレ-するベラル-シ代表のメリット
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昨年の六月まで約一年間でお役御免。次いで秋のUEFAネーションズリーグからこの妙な役割を担っているのが同じくハンガリーのザラエゲルセギの本拠地。このペナルティに恩恵を感じるとするならばベラルーシ代表中盤の指揮者ヴラディスラフ·クリモビッチ:Vladislav Klimovich【1996年06月12日生】ぐらいのもの。なぜなら’23年からネムゼティ·バイノクシャーグIのディオーシュジューリVTK=DVTKでプレーしているから現地合流にすれば移動は楽。
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あの日あの時はやはりウーイペシュトのホームゲーム。ならば二年前の明日行われた試合は■2023年4月1日ネムゼティ・バイノクシャーグI第25節ウーイペシュトFC対ザラエゲルセグTE
この年ハンガリー代表デビューを果たしたチョボト·ケヴィン:Csoboth Kevin【2000年6月20日生】の独壇場。右サイドからのグラウンダークロスを左足で流し込む先制ゴール。守護神のパントからのボールに反応するとドリブルで持ち込みが相手キーパーの股を抜く技ありのシュートで二点目。自軍から最もシンプルで手数をかけない得点パターンを実現。更にフリーでエリア内に駆け上がるとたまらず飛び出した相手キーパーのクリアボールが自身の足に当たって跳ね返って枠内に。幸運な決勝ゴールでハットトリックを達成した。
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2016-17シーズンにはポルトガルへ。ベンフィカユースで磨かれた逸材はU17欧州選手権でハンガリ-躍進の原動力に。五位決定戦ではフランス代表アミーヌ·グイリ:Amine Gouiri【2000年02月16日生】にゴールを決められ敗れたが、グループリーグ初戦はケヴィンとグイリ共に2ゴールの撃ち合いを制し、ハンガリ-はフランスから勝ち点三を手に入れていた。この冬の移籍市場でレンヌが古橋亨梧:KyōgoFuruhashi【1995年1月20日生】を獲得。これはオリンピック·マルセイユにグイリが引き抜かれるのを前提に、後釜として白羽の矢が立っての移籍と思える。一方今季からケヴィンはスイス·スーパーリーグのザンクトガレンと四年契約。本領発揮とは言い難いところ。
さて今季も残すところ試合 5位のDVTK 9位のザラエゲルセグTEに挟まれた七位と不本意な位置にいるウーイペシュト。今季はシーズン前にディフェンダーでは大物アティラ·フィオラ:Attila【1990年2月17日生】を獲得。今月20日に行われたUEFAネーションズリーグプレーオフのトルコ戦でもフル出場。
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三十五歳の現在もA代表のレギュラーの座を維持して後塵の追随を許さない。一方攻撃陣のケヴィンの抜けた穴を埋めようとこの冬獲得したのは母国スロベニアでプレーしていた元コンサドーレ札幌のミラン·トゥチッチ:Milan Tucic【1996年08月15日生】。UEFAヨ-ロッパリーグ出場を目指すチ-ムの救世主にはなれていない。今のところは。
1948年大会後、IOCはプロの建築家が参加するのを由とせず、芸術競技は消滅する。当時はあくまでもアマチュアの大会としての認識が強い。それがFIFAワールドカップに影響され商業主義の五輪へと大きく舵を切ったのは’84年のロサンゼルス五輪だった。
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世界で最も魅力的な文化活動 それがフットボ-ル
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