私は今でも2014W杯のメンバーは史上最強だったと信じている。彼らの挑戦が半ば失敗に終わった時点で、新しい世代のレベルが多少落ちるのは織り込み済みだ。視線は2018だが、頭の中のビジョンでは100年ほど先を見据えたサッカーをしなくてはならない。
中田英寿さんも、
「日本サッカー界は過渡期にある。世界と対等にやれる機会も増えてきたところで、次はその試合に必ず勝つ力を得て、W杯制覇へ繋げるために100年から1000年の未来を見据えた強化をやっていかなければならない。」、と。
少し話が肥大化したが、私の結論および警告はこうだ。
アジアカップ終了と同時に遠藤や今野、ひいては本田や岡崎にも見切りをつけて若手主体のチームに切り替えなければ2018W杯も同じような結果になる。いろいろな不運が重なったのも事実だが、2014W杯で惨敗だった本田世代が、4つ歳を重ねてトップパフォーマンスを失った状態で何が出来るというのか。
アギーレおよび日本国民には成長のために負ける覚悟を持っていただきたい。