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またフリ-ランスとなった現フィンランド代表を移籍金なしで獲得できたのも大きい。イェレ·ウロネン:Jere Uronenは、’12年1月からヘルシンボリIFでの四シ-ズンを過ごすと、’16年から在籍したベルギーのKRCヘンクで百六十九試合に出場。その中には’19年9月、ザルツブルクで日本人三人が顔を会わせたUEFAチャンピオンズリーグのグル-プ初戦も含まれる。’23年1月ブンデスリ-ガデビュ-戦となるシャルケ04対フランクフルト戦も日本人対決だったから、ウロネンのプレ-をテレビ画面を通して覚えている日本人サッカ-ファンも少なくはないはず。
ホヴ同様に代表でも左サイドバック=守備職人としての印象が強いウロネンもトマッセンが採用している3-4-3では左のウイングバックとしてより攻撃での貢献を要求されている。
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スウェーデンでカールスバーグを飲んでいた理由
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ストックホルムで飲んだ銘柄は大手のスペンドルプス醸造所のFatölスペシャル。以前飲んだノルウェーのビールは「Hansa Fatøl」とラベルに記されていたが、FatölもFatølもドラフトビールを意味する。アルコールの度数により分類され酒税も異なるのがスウェーデン。しっかり2.8と缶に表示されていてるのだが、実は初めての訪問時はこの酒税について知らなかった。安さにつられて購入してしまったが物足りない気もする。しかし2.8%商品に気づいていない。結局滞在中一番飲んでいたのは隣国デンマークのカールスバーグだった。
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2017年5月5日のロンドン滞在時、準決勝初戦アウェーでマンチェスター·ユナイテッドがセルタに0-1の先勝を伝える紙面を目を通した。見出しはマジック·マーカス。英国の名門レーベルBruton Musicから1984年にリリースされたアルバム「POWER PLAY」のインストロメンタルサウンドを思い出す。あらためて今聞いても相当カッコいい。ルイス·アントニオ·バレンシア:Luis Antonio Valencia【1985年8月4日生(左)に祝福されるのは殊勲のゴールを決めたマーカス·ラシュフォード:Marcus Rashford【1997年10月31日生】。元エクアドル代表とジャマイカにルーツを持つ期待のホープ。褐色の肌に敬意を表しフラー·スミス·アンド·ターナー醸造所のロンドン·ポーターの瓶を添えた。
焦がした麦芽の芳香が特徴の黒ビール。ロンドン市内を流れるテムズ川から荷を運ぶ労働者達に愛飲されたのがその名前の由来。このポーターの醸造方法はスコットランドからバルト海沿岸地域と伝わり、下面醗酵のバルティックポーターが誕生する。スウェーデンならばヨーテボリでつくられる“カーネギーポーター”が老舗。
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アムステルダムの老伯楽と北欧出身の息子達
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