114〗Stadio Pier Luigi Penzo / ヴェネツィア


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同点に追いつくと勢いは完全に白のアウェーチ-ムに。ベネツィアベンチは二枚替えで流れを戻しにかかる。それでイェルディ·スハウテン:Jerdy Schouten【1997年1月12日生】がエリア手前でボ-ルを受けると見事な個人技を披露して逆転。まさかの展開にベネツィアサポーターは顔面蒼白となる。
この試合の映像を見るまでSBVエクセルシオールから19年に獲得したオランダ人の存在をまったく知らなかったのだが、一ヶ月後のカ-ディフ。UEFAネ-ションズリ-グの試合で目の前にいたのだから驚きもする。この試合がスハウテンの代表デビュー。いきなり1アシストを記録している。

ところが十分後、途中出場のマッティア·アラム:Mattia Aramu【1995年5月14日生】が右エリア内で倒される。ディフェンダーの足はボ-ルが離れた後にアラムの足に触れているが、転倒するほど強くはない。幸運にもPKが与えられホ-ムチ-ムが息を吹き返す。アディショナルタイム三分、再逆転弾を放ったのは三枚目のカ-ド、デニス·ヨンセン:Dennis Johnsen【1998年2月17日生】。七ヵ月前にワ-ルドカップ欧州予選のモンテネグロ戦で代表デビューしている。ヨングアヤックスで19年までプレーしていた選手。今月はセリエAのUSクレモネーゼからBのパレルモに完全移籍して出場機会は増えそうだが。それにしてもこのレベルの選手が招集されないほど、現在のノルウェーは層が厚すぎる。イタリア代表がプレーオフにまわっても不思議ではない。
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今季は22節遂にセリエBの首位に躍り出たから、昇格が決まれば
ニーデラウアー会長のパフォーマンスの復活も気になる。会長が飛び込む以前から、その運河に身投げする輩、水浴びをする輩の東洋人が見掛けられたが間違いなく、日本人ではない。
’23年12月2日午後にベローナ川にある橋の下で中国人観光客がゴンドラを転覆させた騒動。写真を撮るためゴンドラの片側に集まって、ゴンドラがひっくり返ってドボン。言葉の問題があったのかもしれないが、船頭さんの注意をまったく聞かないのは日本でもお馴染みの光景。
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メロ-ネ政権最大の功績は一昨年中国の「一帯一路」から離脱。年末の期限を前に中国政府に通達した。しかしこの首相中々にしたたか。トランプもご機嫌と見るや否や翌24年には訪中。2024年に訪中。ハイテク分野で両国が協力する覚書に署名しており、米中更にはEU各国とのバランスを重視したここまでの外交手腕は見事。さて衆院選の結果、憲法第59条のとおり参議院の反対を覆して法案成立ができる悪夢が現実に。参議院の存在価値が崩壊してしまった。日本列島という名のゴンドラが、船頭の言うことを聞かない異邦人で溢れた返り、転覆する未来は最早避けられないのだろうか。〖第百十四話了〗