42〗Stade Auguste-Delaune / ランス

ランス:Reimsの日本製ランス:Lance

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レーシング·クラブ·ドゥ·ランス=Lensは、フランス·パ=ド=カレー県のクラブ。それに対してスタッド·ドゥ·ランス=Reimsは、シャンパーニュで知られるマルヌ県。紛らわしいことこの上ないがフランス語でランス=Lanceといえば、中世から近代まで馬上で甲冑を纏い、片手には盾を握った騎兵達が用いた槍。伊東は鋭い槍のごとく相手の左サイドを突き刺し続けた三年間だった。

あの日あの時は■2022年8月29日リーグ・アン第四節スタッド·ランス対オリンピック·リヨン。二試合連続スタメン出場の伊東純也がフランスで初ゴールを決めた試合。後半に退場者を出してしまい金星を逃したが悲観する内容ではない。クロスを頭で決めたゴール。熱い抱擁を交わしたのは新戦力のマキシム·ブシ:Maxime Busi【1999年10月14日生】。2019-20のジュピラープロリーグでロイヤル·シャルルロワに在籍していたブシは伊東とに二度顔をあわせ一勝一敗。ダブル·ボランチの一角をレッドカードで欠いたランスは仕方なく伊東を代えてコートジボワール代表をピッチに送り出す。こちらも新加入のエマニュエル·アグバドゥ:Emmanuel Agbadou【1997年6月17日生】。開幕戦のマルセイユ戦はボランチで起用されたが本職はセンターバック。
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20年から22年にかけて伊東とは三度対戦。KRCヘンクとKASオイペンでは戦力に大きな開きがあり三連敗は仕方ないが、このアグバドゥが非常に良い選手でかなりの回数シャッターをきっている。結んだ髪とリストバンドの三色が母国の国旗なので一目で国籍が判った。冬の移籍市場で降格危機のウルバーハンプトン·ワンダラーズが移籍金は千六百六十万ポンド(約三十二億円)で四年半の契約。財政難のランスは背に腹は変えれなかったか。アグバドゥをはじめ冬に補強した即戦力が三月にはフィットすると第29節から連勝街道を驀進。トッテナム·ホットスパー、マンチェスター·ユナイテッドと、不調に苦しむビッククラブをものともせず六連勝を達成したから余裕で残留を決定。降格したランスのファンサポ-タ-からすれば、臍を噛むしかない。マーシャル·ムネツィ:Marshall Munetsi【1996年6月22日生】もセットで放出して大博打に出るしか今季のランスに選択肢はなかった。
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