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つきあたりの第五代国王ボードゥアン一世:Baudouin I【1930年9月7日生-1993年7月31日没】の名を冠する通りを北側に700メートル、十分程歩いたシャルルロア運河沿いには目新しい建物。これがシトロエンガレージの旧建物を再利用したカナル-ポンピドゥー。ここまでブリュッセル北駅から1.3キロだから歩けないこともない。本年閉鎖された本家パリのポンピドゥ·センターに変わりいよいよ本格的に動き始めるか。
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ベトナム反戦を掲げた二人の日本人女性
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2011年から12年にかけてポンピドゥ·センターなど欧米四大都市巡回展が開催された草間彌生:Yayoi Kusama【1929年3月22日生】氏。幼少期から水玉の幻覚が見える精神疾患に悩まされ、ニューヨークでもパニック発作や幻覚症状に苦しみながら創作活動に励んだ。’65年アメリカのベトナム戦争直接介入後、反戦運動に参加した日本人ア-ティストとしてオノ·ヨ-コ:Yoko Ono【1933年2月18日生】氏と草間氏の名前は広く知られるようになった。1969年5月26日カナダ·モントリオールのフェアモントクイーンエリザベスホテルで始めた『平和のためのベッドイン』によって前衛芸術家としてではなく「ビートルズを解散させた女」の濡れ衣により魔女の烙印を押されたオノ·ヨ-コ氏。一方裸の男女に水玉のペインティングを施した草間氏も帰国後激しいバッシングを受けたことで現在まで精神病院とアトリエを通う生活サイクルに。
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パリからブリュッセルへの移動の際、途中幾度となく目にしたのがこの作品。リ-ルが’04年の欧州文化首都に選ばれた際、草間氏が制作した高さ7メートルのインスタレーション。題名は『シャングリラのチューリップ』。
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