しかし、昨シーズン終了後、FW赤嶺真吾がガンバ大阪、MF太田吉彰が古巣・ジュビロ磐田。攻守の要であるMF角田誠までが、この日対戦する川崎フロンターレへ移籍。2011年のJ1リーグ4位、2012年の同2位という2011年3月11日に起きた東日本大震災の直後からピッチ内外で大活躍してきた主力選手が大量に他クラブに移籍にしまい、今季は降格争いも予想されていました。そもそも昨季もリーグワースト3位だった35得点というチームとしての得点力不足という慢性的な積年の課題も深刻でした。それまではオーソドックスな<4-4-2>のシステムを組み、2011年にはリーグ最少失点も記録した堅守を武器に、FW赤嶺&ウィルソンという強力な2トップの決定力を活かすためのカウンターやサイド攻撃からのクロスを多用するシンプルな攻撃が多く見られました。即興性も高く、実効性の高い攻撃パターンではありましたが、個人技で打開できるウィルソンが負傷すると機能しなくなる限界も感じさせていたのです。