☆全てを示すフクスの2プレー
序盤、明らかにレアルの選手たちの動きは重かった。得点を奪うために前へ出てくるシャルケに対し、プレスが追い付かない。守備時に形成する4-4のブロックは連動性を欠き、たびたび相手選手との1対1の場面を作り出してしまった。では、いつもと何が違っていたのか。
1つは、普段よりもDFラインが低かった事だ。これは2点のリードを有効利用すべく、シャルケに攻め込ませてカウンターを狙う策でもあったはずだ。シャルケもレアルのカウンターを脅威に感じていたはずだが、ビハインドを跳ね除けるために恐怖心を捨てざるをえない一戦だったのだ。
そして前半14分、この試合を象徴するシーンがあった。シャルケのヘーガーが上げたクロスに誰も触れず、逆サイドのフクスに渡る。フクスは完全なフリーで、惜しいシュートを放った。