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PSG、ドイツから大量選手補強を画策。悲願のCL獲りへ資金は惜しまず

 フランス、リーグアンで現在首位を走っているパリ・サンジェルマンは、来夏の補強リストにドイツ、ブンデスリーガで活躍する選手を多くリストアップしているようだ。

 そのリストに名前が挙がっているのは、

ヴォルフスブルグの主軸として活躍しているベルギー代表MFのケヴィン・デ・ブルイネ、ボルシア・ドルトムントのドイツ代表MFのマルコ・ロイスとアルメニア代表MFのヘンリク・ミキタリアンの三人のようだ。

 いずれも契約がまだ残っている、または更新したばかりの選手ばかりである。

 デ・ブルイネの移籍金だけでも最低6000万ユーロ(約77億円)は下らないと目算されているだけに、仮にこの三人の獲得が成功した場合、今シーズンにマンチェスター・ユナイテッドが移籍に支払ったと言われている2億ユーロ(1.5億ポンド、約260億円)を大きく上回る金額となる。

 これに加えて、ユヴェントス所属のフランス代表MF、ポール・ポグバをも狙っているというのだからもう開いた口が塞がらない。

 最も、カタール人がオーナーを勤めるチームにとってはこの金額ですら問題なく支払えるのだろう。

 問題となるのはフィナンシャル・フェアプレーをどう乗り切るかが焦点になっているようで、その為にウルグアイ代表FWのエディソン・カバーニとフランス代表MFのエセキエル・ラベッシの売却を考えているようだ。

 昨シーズンはチャンピオンズリーグ準決勝で涙を呑んだだけに、更なる戦力補強で悲願のビッグイヤー獲得を狙っているパリ・サンジェルマン。

 果たしてどこまで戦力を拡大できるのか、興味は尽きない。