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NEXTメッシ、クリスティアーノ・ロナウドは誰だ

 今回テーマに取り上げたいものは今、世界で最も輝く2人の後に輝く選手である。現在2人の年齢はメッシ28歳、ロナウド30歳と今がピークである。ベルカンプが『サッカーは30歳を過ぎてからが楽しくなる』と言っていたが、実際体のキレなどを考えると彼らがこのままの活躍を維持するのは3年が限界ではないだろうか?それほどまでに今この2人の存在感、実力は飛び抜けている。ここまで世界のサッカー界のトップに君臨し続けた選手はなかなかいない。それも同じ時期に2人も存在したこと更にその2人がライバルチームにいたことはサッカーファンにはたまらないことであろう。そんな彼らの存在を脅かす選手は出てくるだろうか?

 希望的観測も踏まえて見ていきたい。

ネイマール(バルセロナ 23歳)

 ネイマールはすでに彼ら2人の間に割って入るような選手になっている。ネイマールが今後のサッカー界を牽引する存在になることはほぼ間違いない。バルセロナ移籍1年目からゴールを量産し、なくてはならない選手となった。

 実際私はネイマールがここまでの選手になるとは思っていなかった。バルセロナの移籍も失敗に終わるのではないかというほどだった。

 理由は昔のネイマールは気分にムラのある選手というイメージが強くあった。そんなネイマールがリーガのタイトなマークに耐えられないのでは?と感じたからだ。ただそんなことは一切なかった。

 序盤はバルサのパスサッカーに合わせている感じが強くあったがリーグを進めるにつれて持ち味であるトリッキーな動きも増え得点も量産した。このままケガがなく成長していけば間違いなく世界No.1の選手になれるが彼にも欠点はある。それはメンタル面だ。ロナウドも以前はメンタル面が不安定な時もあったが、現在は比較的落ち着いてプレーできている。ネイマールも先に述べたようにまだまだ気分にムラがある。彼のプレースタイルが相手を苛立たせ、そこから厳しいファールを受け、ネイマールも苛立ち、プレーの良さが消えるというところを治せればすぐにでもトップになれるはずだ。

 以前彼のヒールリフトが物議を醸し出したが、私はどんどん彼の特徴であるトリッキーなプレーに期待したい。相手が苛立ちを見せてもテクニックであしらうようなネイマールになってほしい。

 最後に私はマリーシア擁護派であるが、ネイマールのダイブはあまりにも大袈裟すぎて見ていて気持ちいいものではない。彼が世界No. 1になったときには堂々とトリッキーなプレーをする選手として君臨してもらいたい。

アントニー・マルシアル(マンチェスターユナイテッド 19歳)