47〗Lyngby Stadion / コンゲス·リュンビュー

あの日あの時は■2017年7月20日UEFAヨーロッパリーグ予選二回戦2ndレグ/リンビ-BK対スロヴァン·ブラチスラヴァ
アウェ-の初戦を0-1で勝利。この日は一万人収容のスタディオンに二千三百人程度の観客。試合は前半八分、PKを獲得して同点に追いつくチャンスを手にしたスロヴァン。しかし守護神ミッケル·アンデルセン:Mikkel Andersen【1988年12月17日生】に阻まれると、十一分後にはリンビーの番。キッカ-を任された背番号十ミッケル·リガーアド:Mikkel Rygaard【1990年12月25日生】。こちらは期待にしっかり応えると、更に十一分後リガーアドのアシストでリ-ドを広げ前半でほぼ雌雄は決した。この試合スロヴァンのプレ-メ-カ-は、ユーリ·デ·カンプス:9Joeri de Kamps【1992年2月10日生】。
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三点差を追う後半にはミッチェル·シェット:Mitchell Schet【1988年1月28日生】とレスリ-·デサ:Lesly de Sa【1993年4月2日生】のオランダ人ウィンガ-ふたりをピッチに送り出す。この試合ルベン·リジョン:Ruben Ligeon【1992年5月24日生】もベンチに控えていたから、実際スタジアムのピッチサイドに身を置いていたならば見覚えのある顔が並ぶスロヴァンの肩を持っただろう。
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スウェ-デンで再会した両雄 リベンジは成らず

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この試合から六年一ヶ月が過ぎた2023年8月20日のスウェ-デンのヨ-テボリ。カンプスは、ポ-ランドのグダ二スクを経てこのシ-ズンからIKシリウスに。リガーアドもポ-ランド(二部) のLKSウッチでプレ-した後に黒黄のウェアに袖を通して現在に至る。カンプスはスタメン。試合は後半九分アウェ-チ-ムが勝ち越すと、六分後ヘッケンは、四枚替えの大胆な采配で勝負に出る。ピッチ上で再び向き合った両雄。するとシリウスも負傷者のアクシデントもあって三枚のカ-ドを同時にきる。ところが目まぐるしく選手の入れかわる状況でゴ-ルを決めたのはヘッケン。格上の相手にアウェ-で引き分けならば上出来のシリウス。アディショナルタイムに遅延行為でカンプスにイエロ-カ-ドが出される。それでも三分後オウンゴ-ルで勝利をもぎ取ったヘッケンが二位に浮上。
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リガーアドとカンプスの二度目の対戦は再び前者に凱歌が上がった。写真はドイツのフェ-マルン島からデンマ-クのロラン島へとバルト海を航行するフェリ-に乗船した時に撮影。そのロラン島と東のファルスタ-島をまたぐ街がニュークビン。リガーアドはニュークビンの出身なのだが、ニュークビンが輩出したフットボ-ラ-といえばクラウス·イェンセン:Claus Jensen【1977年4月29日生】。
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