106〗Lokomotiv Stadium / モスクワ

ポ-ランド人男性とロシア人女性のリアル『愛と追憶の日々』

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マチュイ·リブスの妻、ラナ·バイマトヴァ:Lana·Baimatovaは1996年ロシア南部の北オセチア共和国出身。
モスクワのレストランでマネージャーとして働いていたラナさんとマチュイは数か月の交際を経て結婚。但し2018年のオセチアでの挙式に査証の取得が間に合わず新郎側親族が不参加。翌年ウォヴィチの聖レオナルド教会で二回目の挙式後、ロズドロジェ·ホテルで披露宴を行われているからポ-ランド人とロシア人の結婚は骨が折れる。その美貌からラナ夫人のインスタグラム·アカウントを現在十八万人のユーザーがフォロー。長男ロバート:Robertaくん、次男エイドリアン:Adrianaくんとの幸福な生活に衝撃が走ったのは2020年。
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ロシアのウクライナ侵攻によりクリホヴィアクはじめ、NATO加盟国籍の選手は一気にロシアから撤収した。唯一の例外を除いて。
リブスの決断はロシアに残る道。ロシア国内でしか暮したことのない妻と子供の安全を確保することを優先してスパルタク·モスクワとの二年契約にサインした。憤怒のポーランド協会はナショナルチームからの事実上永久追放を宣告するのだが、そんなものは痛くも痒くもない。
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マクロの視点ならば、非国民と後ろ指を指される批判の対象。然しミクロの視点に切り替えると、国家を敵にまわしても愛する家族を優先したリブスを誰が責められるのか。それなのに…
先月驚愕のニュースがロシアから飛び込んできた。夫人がリブスを相手取って離婚と財産分与を求め起こした民事訴訟。2025年11月27日に判決が下されたとロシアで報じられた。すると12月19日にリュブスがロシアを離れたとポ-ランドの報道。同乗したのは父親の故郷で初めてのクリスマスを過ごす二人の息子達。久しぶりにポーランドの家族との再会を果たしたリブス。彼が最後にトップリーグでプレーした試合は、2024年の5月。その頃からネットユーザーの間では、二人の危機的な関係が噂されていたらしい。明日(1月17日)に故郷ウォヴィチで開催されるチャリティートーナメントにスター選手の一人として参加する。インスタグラムでは変わらぬ美貌を披露するラナ元夫人、先月21日は二人の息子も登場している。人も羨むよな美しい外見を持ち合わせても修復不可能、済度し難い夫婦間の現実は避けようがないのだろうが幼い子息二人のこれからが気にかかる。〖第百六話了〗
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⏹️写真/テキスト:横澤悦孝 ⏹️モデル:村井ななか