うどん大好きなムードメイカーが大黒柱としてチームを牽引する存在感
DFエブソン 23歳
J2カマタマーレ讃岐へシーズン途中からレンタル移籍
讃岐は現在J2リーグ24位（J2・J3昇降格プレーオフ圏内）
天皇杯は2回戦敗退
J2リーグ14試合（先発14）1149分間出場2ゴール
天皇杯 規定により出場不可
今季からガンバへ加入した190ｃｍの長身選手。ブラジルではボランチとしてプレーしたものの、卓越した身体能力を活かすために、ガンバはセンターバックとして彼を獲得。アジリティ（瞬間的敏捷性）には欠けるものの、スピードもあるフィジカルモンスターとして現在ガンバでゴールを量産するFW”パトリックのDF盤”のような大化けを期待されていました。しかし、期待とは裏腹に全くチームにフィットする事ができず。結局、ナビスコカップのグループリーグ第3戦・鳥栖戦の追加タイムに1度だけ出場したのみ。僅か半年間でレンタルでの放出となり、沼田がいる讃岐へ。
加入直後はボランチとセンターバックどちらへの適性や組み合わせで起用ポジションも定まらず。僕もJ2屈指の岐阜のコロンビア人FWナザリトに全く付いて行けない試合を観てしまいました。
しかし、センターバックに固定された事と、ガンバでも「ボチボチでんな」と大阪弁をしゃべっていたムードメイカーぶりは健在で、讃岐でも「うどん大好き」とチームメートにも直ぐに溶け込んだ模様。脆さがあっても余りある身体能力や高さを活かした守備で防波堤となり、セットプレーでは両ゴール前で頼りになる存在。
また、PKキッカーも任されてゴールも記録するなど必要不可欠な大黒柱としてチームもJ3自動降格は免れ、昇降格プレーオフも回避できる自動残留圏内まで勝点5差まで迫る原動力として、チームに大きく貢献しています。そんな彼は当然ながら讃岐のサポーターにも愛されているのでしょうね☆
※ちなみに、大阪うどんも美味しいですよ！！でも香川県在住の友人の結婚式で尋ねた際などに本場の讃岐うどん屋をハシゴしてみたら、そのレベルの高さに脱帽しました。全く関係ない話でした。（笑）
待望のデビュー戦で退場＆敗因＆不祥事～ガイナーレもガンバもどう受け取るか
16稲森克尚 20歳
J3ガイナーレ鳥取へレンタル移籍中
鳥取は現在J3リーグ４位
天皇杯1回戦敗退
J3リーグ1試合（先発1)49分間出場
天皇杯 出場機会なし
鳥取予選決勝で90分出場後ベンチ入りもなし
１８５cmという身長よりも、左足フィードとポジショニングで勝負するユースから昇格２年目のCB。希少価値の高い左利きCBという事で、今後の成長を見守りたい選手でありますが、昨季ガンバ大阪所属選手で唯一ベンチ入りも記録していないのは寂しい・・西野同様にチャンスが回ってくる可能性のある今季。
しかし、定位置を掴んだ西野とは対照的にベンチ入りすらない辛い状況が続きました。結局、ベンチ入りも昨季のリーグ最終戦が初めてで、２年間公式戦出場ゼロに終わりました。
今季からJ3へ降格した鳥取へレンタル移籍。松波正信前ガンバ監督の下で期待されてましたが、コンディションが上がらずに開幕からベンチにも入れない状況で迎えた第８節に初出場初先発に抜擢。
しかし、後半開始早々に退場処分となって敗因となっただけでなく、退場処分に腹を立て、スタジアムの設置物を蹴り上げて３試合の出場停止処分に。当ブログには彼と近しい読者の方々もおられますが、敢えて書きます・・・恥ずかしいです。このマイナスを埋めるためには相当な努力と結果が必要です。だからこそガンバサポーターとしては応援すべきなのか？どうなのか？それは皆様それぞれでご判断を！！
この”稲森衝撃のデビュー戦”での鳥取のJ3初黒星からチームは連敗し、リーグ戦の順位は４位が定位置となっています。もはやJ2再昇格は風前の灯。稲森にも松波監督、夏の移籍市場で加入した元ガンバ戦士のフェルナンジーニョ＆安田晃大にも頑張ってもらいたいですが・・・・。