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ガンバ大阪からのレンタル移籍選手の活躍状況~川西がゴール量産で定位置奪回、エブソンは大黒柱に!

 プロ1年目に8試合出場で4ゴール記録した大卒FWも今季で4年目。運動量豊富にDFライン裏へ抜けたり、サイドで起点になったり。ポストプレーをこなした、と思えば自らドリブルで仕掛けたり、パスセンスも持ち合わせていたり、と万能。良い意味で柳沢敦(現仙台)に似ている選手。2011年終盤戦の新潟戦で途中出場から2ゴール記録した姿は語り草。
 しかし、直後の練習中に大怪我を負い、11ヶ月離脱。長期離脱から復帰し、昨季から就任した長谷川健太監督のサッカーを最もピッチで体現出来るのは彼なのではないか、と思っていましたが、カウンター主体のサッカーとなってはレアンドロや宇佐美という圧倒的な個人技を擁する選手が優先。結果的に昨季J2リーグで先発1試合と出場機会は少なく、今季からのレンタル移籍を決意。
 ただし、彼が試合に出ている時はガンバ本来の縦横無尽の攻撃サッカーが蘇っていた点を考えても、良いプレーはしていたはずです。
 今季はモンテディオ山形で、高校時代に共にプレーしたMFロメロ・フランク、MF伊東俊と”青森山田トリオ”の結成がファンの間では注目されていました。
 また、山形が昨季のJ2リーグでは中盤でのパスワークによるバイタルエリアの崩しに特徴があったために、ガンバサポーター内で人気のあるチームだった事もあって期待されていたのですが、チームは監督交代もあって開幕から苦戦続き。川西自身も開幕直後はベンチ生活が続き、第5節以降は先発に定着していたのですが、14試合(先発8)の出場で僅かに1ゴールと全く結果が残せず。中盤戦からはベンチからも外れる日々に。川西にとっては不退転の決意でのレンタル移籍。レンタル契約の選手はシーズン前半戦で結果を出さないと来季はいない選手だから後半戦にはチャンスが与えられない可能性が高いのですが、彼は諦めなかった!!
 天皇杯のみの出番しか与えられない日々が続く中、その天皇杯ではチーム初のベスト8に進出する事にも貢献し、並行してリーグ戦では調子を落としたチームの起爆剤となりました。それまでベンチにも入れずにいたものの、9月に入って先発の機会を掴み、天皇杯準々決勝のギラヴァンツ北九州戦ではクラブ史上初のベスト4進出を決める値千金の決勝ゴール。これまでは最前線を任されていたポジションも、3-4-2-1のシャドーへとコンバートされ、現在7試合連続先発出場&直近7試合5ゴールと量産体制に。今まで勝ちきれなかったチームも5戦3勝と勢いに乗り、J1昇格プレーオフ圏内まで勝点も2差も急浮上する原動力となっています。