ボールを奪えば5分5分の割合でもどんどん最前線へボールを供給し、収められなかったとしても、チーム全体を極限まで押し上げた上で相手ボールになった瞬間から激しいプレッシングをチーム全体で仕掛ける“ゲーゲン・プレッシング”。いわば、「ボールを持たない状態」をメインにした“逆プレス”で“逆カウンター”によって一気にゴールに迫るという時代のトレンドとなった新戦術により躍進したクロップ監督のドルトムント。しかし、その特異な戦術には超万能型FWロベルト・レヴァンドフスキ(現・バイエルン・ミュンヘン)の超人的なボールを収める能力や卓越した決定力がなければ苦しかったのかもしれません。