ユヴェントスは、前線を積極的に補強することでCLとリーグ両方を突き進もうとするようだ。
イタリアメディアでは複数が、今シーズンにリバプールへ移籍したイタリア代表FWのマリオ・バロテッリを獲得する意向であると伝え、イングランドではマンチェスター・ユナイテッドへローン移籍をしているコロンビア代表FW、ラダメル・ファルカオの獲得に再び興味を示していると伝えられている。
ただ、この背景には現在11得点を挙げてリーグで得点ランキング首位につけている元アルゼンチン代表FWのカルロス・テベスが今シーズンでの退団を明言したことも影響しているだろう。
チームとしては今年の夏にファルカオの獲得に失敗した上、テベスの残留交渉にも失敗したことで、長期にチームに残ることが出来る前線の補強が急務とされているのだ。
その上、三期に及んだコンテ政権で中盤の選手の酷使が響いてか、今シーズンは若干の息切れが見られるだけに、アッレグリ監督もチームのメンテナンスに必死だ。
バロテッリに関してはリバプールも放出を前提とした動きになっているようで、今冬はローンで無料で放出、シーズン終了後に1800万ユーロ(約25億円)での買取義務のオプションをつけての契約で、という打診をしているという話も出ている。
1600万ポンド(約27.5億円)で獲得した選手を1800万ユーロででもいいから放出したいと考えているところに、もはやチーム内ではバロテッリは不要という考えに落ち着きつつあるのだろう。
どちらにしても、ユヴェントスのスカウトは冬も精力的に動き回ることとなりそうだ。