ポ-リッシュホットドッグと氷点下で飲むアイスビール
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ビールカップ片手に初老の男性に声をかけられた。一瞬危ないヒトかと身構えたがそこは親日家の多い国。そもそも自分のほうが余程危ない風貌である、日本人だと知った途端饒舌に。「クラコヴィア ファーストチャンピオン」と連呼しているのは、'27年の全国リーグ(公式)で優勝したのはライバルのヴィスワだったが'21年に非公式大会で国内王者になった事をアピールしているのだろう。ご機嫌で途中からポーランド語になっているのも忘れ侍り続ける。まったく理解できず笑顔で相槌をうっていただけなのだが、気に入られたようでビールを御馳走してもらった。国内でも南部とはいえ日が暮れればマイナスの寒さの状況でビールを口にしたのもこの時が初めてだったか。郷に入れば郷に従えである。
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注目の試合は武骨なスタイル。クラコヴィアとはクラクフのラテン語読み。しかしラテンのようなリズミカルなドリブルや華麗な個人技はない。ゴール前では激しく屈強な身体をぶつけ合うがアイディアが乏しい。このままスコアレスで終わるのかと諦めかけた後半に二十分、セットプレーでスコアが動く。
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ワロンでの再会 キッカ-は長身センタ-バック
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キッカーは二年後のUEFA欧州選手権予選でA代表デビューするミロス·コサノヴィッチ:Milos Kosanovic【1990年5月28日生】。センターバックの選手がキッカーを務めるのは珍しい。アシストを記録しただけでなく本職の守備でもクリーンシートに貢献。当時二十三歳だから「これは五大リーグ移籍もあるのでは?」と高く評価していた。
下写真は2019年3月のリエージュで撮影。ムスクロン戦で後半九分ホームチームが先制。コーナーキッカーがセンターバックは珍しいと思った瞬間、スタンダールの背番号六がクラクフで見たセルビア人である事を思い出した。五大リーグではないが、ベルギ-の強豪はリ-グアンの下位よりも格上なので悪くはない。
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