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ホンジュラスサッカーとは!? ~W杯未勝利で敗退&監督交代、ロンドン五輪での躍進を還元できないなど日本と共通の課題

ホンジュラスサッカーの印象としてはファウルが多いイメージがあります。ブラジルW杯でも初戦の前半から退場者を出してしまったぐらいですから。 しかし、日本の報道ではブラジルW杯期間でも、「ホンジュラスは堅守速攻」で紹介を終わらせられている事が多かったのですが、コレは確実に観てない時の”やっつけ仕事”で片付けているのだと確信しました。良くも悪くも感覚派の選手が多い攻撃面と、堅守ではないだろ?という異彩のDFも後述致します。
サッカーの特徴としては代表チームはもちろん、国内リーグのクラブの多くもオーソドックスな4-4-2のシステムが伝統の国のようです。その背景にあるのは強靭なフィジカルを持つFWが台頭してくること。ボールを奪えば、とにかく2トップへどんどんボールを集めるという縦へ速いダイレクトな攻撃を志向するサッカーです。現在の代表監督であるエルナン・メトフォード監督も国内リーグを制覇している時からこのようなサッカーを志向していたそうです。
こういった戦術を取る以上、当然ボランチにはボール奪取力に優れる選手が2人並べられるのですが、今回の招集メンバーである24歳の主力MFルイス・ガリードには細貝萌のようなボール奪取力に加えてシンプルながら展開力が期待されているという風に見えます。もしかしたらホンジュラスにアギーレが行ったら合うのでは?と思えるサッカーとも言えますから、堅守速攻と表現されるのも仕方ありません。
そんな半ば”FW任せ”のサッカーではありますが、そのぶんFWの選手には”個”が求められる事から、大型FWはフィジカルの強さや高さだけでなく、スピードや突破力を兼ね合わせるという現在J1リーグで大活躍中のガンバ大阪FWパトリックに似たタイプのFWが自然に育つ土壌があるようです。ダーティなプレーも辞さないホンジュラスサッカーで育つわけですから、代表選出されたFWはかなりのモノだと思います。チームというよりも選手個人を見る事が楽しいのがホンジュラスサッカーなのかもしれません。