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ハーフナー、出場機会を求めてJに復帰か?古巣を含む複数チームが熱視線

 ハーフナーがスペインの地で苦戦している。

 今季、リーガ・エスパニョールに昇格を果たしたコルドバに移籍し、序盤はスタメンでの出場を果たせていたものの、ここまで5試合、290分に出場でノーゴール。

 しかもチームの苦戦から助っ人の彼にしわ寄せが行った結果、今は戦力外に近い扱いとなっており、ここ9試合はベンチ外となっている。

 この状況はさすがに是とは出来ないようで、欧州の移籍市場が開かれる一月での移籍を目指して動き始めているようだ。彼の獲得には古巣を含めたJのチームも複数いると見られている。

 名前が挙がっているところだと、横浜F・マリノス、名古屋の2チームのようである。

 横浜は前線でのターゲットマンとして、また中村俊輔というフリーキックの名手も居ることから、充分に機能すると見ているようだ。

 一方、名古屋は今シーズンまで在籍していたオーストラリア代表FW、ケネディが退団し、空いてしまった前線に位置する長身FWを探している。その候補の一人として彼をリストアップしているようだ。
 また、名古屋には彼の実弟のニッキも居ることから、話題つくりとしても彼の獲得を望んでいると思われる。

 だが、マイクは長身ではあるがゴール前の空中戦を支配できるほどヘッドが美味いわけではなく、足もさほど速くない。そもそも、オランダでも問題視されていた、動作への入りが遅いところがスペインでも全く解消されておらず、結局それが原因で回りに合わせられなかった。

 特にコルドバはプロンビンチャの中でも特に規模の小さいチームであり、前線には守備も含めた様々なことが要求されるが、マイクはそれに応えられるほど器用な選手ではなかった、というのも悲劇だった。

 フィテッセでもう1シーズン過ごすか、もしくはドイツ二部辺りに移籍して自らの武器を磨き上げていれば、と思わずには居られない。まだまだ活躍は充分にできる選手であるだけに、出番のあるところへと行って欲しいところである。