前列中央6番が千葉。後列右から2人目の13番が葛馬。Photo by JFA
ハリマもアンジュもクラブ創設は共に2012年。日本女子サッカーリーグへ参入したのも同じ2014年からの“同期”だ。同期と言えば、葛馬の“盟友”千葉園子。千葉もアンジュでの葛馬と同様にチームのエースとしてプレーし、背番号10を背負う選手だ。ハリマとアンジュは似たような歴史を持つクラブで、千葉と葛馬もプレースタイルは違っても同じような経験をしている。
葛馬には、なでしこジャパン入りと2019年のFIFA-W杯フランス大会出場という目標があるのだが、千葉は2部所属から代表入りを果たした選手で、今や最高のパートナーだ。
昨季途中にハリマへ加入した葛馬は、合流約1カ月でクラブ史上初タイトルとなる『プレナスなでしこリーグカップ2部』で優勝。決勝の日体大FIELDS戦では葛馬が先制点を挙げ、千葉が追加点を決めて2-0と勝利。2人のエースが共鳴した戴冠だった。
―――千葉選手とはいつ頃に知り合ったんですか?
(葛馬)「もともとアンジュとハリマはよく練習試合をやっていて、お互いに何となく面白い選手だと知っていたんですが、ほとんど話した事はありませんでした。それで初めて一緒にU23代表の合宿に呼ばれた時に話をして、それから仲良くなりました。」
―――千葉選手は「代表でもアンタならやれるから、思い切ってプレーしておいで」とお姉さん肌なメッセージを葛馬選手によく向けてますけど、学年では同い年。実は身長も葛馬選手の方が大きいですし。
(葛馬)「そうですね。でも、園子はフィジカルも強いですから。大きく見えます。」
ふみな❤
代表合宿頑張ってね🙌🎵
敵チームで今まで戦って
きたけど、今では一緒のチームで
上目指して戦える❤嬉しい!
あんたのプレーは本間におもろい!
おもっきり暴れておいで😍 pic.twitter.com/4kS2J4ubaA— ちばそのこ (@sonochandai) 2016年8月20日
―――お仕事についてもお聞きしますが、今は何時から何時までの勤務ですか?
(葛馬)「8時から17時までです。」