逆にヴァンフォーレ甲府や京都サンガを指揮して来た大木監督は、甲府のクラブ史上初のJ1昇格以外に目立った結果を残してはいない。京都ではJ2で3年間指揮しながらJ1昇格を果たせずに辞任していた。それでも甲府や京都の選手やサポーターは、「ありがとう。サッカーの面白さが知れた」と言う。また、日本代表に定着したFW久保裕也(現・ヘント/ベルギー)を筆頭に、宮吉拓実や駒井善成(共に今季から北海道コンサドーレ札幌へ移籍)など、京都の下部組織出身選手を積極的に主力へ登用したチームは常に将来性が感じられ、天皇杯ではJ2クラブながら決勝進出も果たした。