ヨーロッパ移籍市場で駆け込みでマンチェスターユナイテッドに入団したコロンビア代表ファルカオ。
彼の実力には疑いようがない。W杯には、怪我で出場することが出来なかったが、クラブチームでは底知れぬ得点感覚でゴールを量産してきた。
そんな彼は、なぜ?モナコに行き、プレミアリーグのマンチェスターユナイテッドとワンシーズンの契約をしたのだろうか。
憶測に過ぎないが、スペインの名門であるレアル・マドリッドと契約をするためではないかと波紋を呼んでいる。レアル・マドリッド移籍に当たり、禁断のルールがある。それは、同じマドリッドのクラブからの入団である。
つまり、アトレティコ・マドリッドからレアル・マドリッドに入団することは禁断の移籍となっている。ファルカオは、アトレティコ・マドリッドでプレーしていた経歴がある。
そこでの活躍は当然、レアルにも伝わっている。アトレティコ・マドリッドで契約をした以上、何処か間を挟まないとレアル・マドリッドには入団出来ないので、レアル・マドリッドに入団するためにフランスリーグのモナコに行ったのではないかという憶測も飛び散っている。
そんな彼がなぜ?今、マンチェスターユナイテッドへ行ったのだろうか。期限付き移籍からみても、レアル・マドリッドに来シーズン入団するためではないのだろうか。
ファルカオ自身は、スペイン行きがなければプレミアリーグでの挑戦を、と前々から希望していた。チェルシーかマンチェスターシティが候補であった。
しかし、チェルシーは、アトレティコ・マドリッドからジエゴ・コスタを獲得し、さらにマンチェスターシティからは、レギュラーは保証しないという通達を受けた。選手は、アピールするものだか、レアル・マドリッドに入団するためには、レギュラー確保は第一条件。そこで、今回ファルカオに白羽の矢を立てたのが、プレミアリーグのマンチェスターユナイテッド。
今季、開幕ではスタートダッシュに失敗し、W杯の影響もあり、ファンペルシーがプレシーズンに遅れて合流したせいもあり、躓いている。ファルカオの入団は、吉と出るか、小と出るか、マンチェスターユナイテッド経由レアル・マドリッド行きの可能性は起こるのだろうか。今後のファルカオに目が離せない。