逆に、同僚だったピルロは、「インテルチェッタメント」の名手となり、フィジカルが弱いがために、ゲーム展開を読む司令塔ならではのポジショニングの上手さからボールを奪うというフィジカルコンタクトなしでも守備できる選手という事になります。
そして、「アンティチボ」の名手と言えば、DFとしては稀な2006年の世界最優秀選手に選ばれたファビオ・カンナバーロです。彼は今野と同じく身長が低く、175cmでもFWと当たり負けしない身体能力があり、出足の速さを活かして相手FWの前でボールを奪う能力が高かった選手で、その能力はドイツW杯優勝に繋がり、2006年の世界最優秀選手に選ばれました。イタリアではとりわけそのプレースタイルが浸透しており、イタリア人のアルベルト・ザッケローニ前日本代表監督も今野のこの稀有な能力に惚れて主力に抜擢されたのだと思います。