欧州蹴球文化探訪 第一の巻 巨星をヴィスワ川のほとりで探す。

将軍は北の巴里に

写真1ワルシャワ国立競技場

 第二次大戦でナチスに破壊されてから既に70年。廃墟から復興再建されたワルシャワの美しい街並みは、いつしか“北のパリ”と呼ばれるようになった。
2015年5月27日。ヴィスワ川のほとりに聳えるワルシャワ国立競技場。およそ50メートル先の人物に視線は釘付けになった。女性でも巨乳でもなく・・・巨星だ。ブラウン管越しに映る白黒の縦縞ユニフォームが似合ったスリムな体型は、年相応の良い割腹に変わっていた。既に30年の歳月が過ぎているのだから仕方あるまい。