【グループB】
ウェールズは本戦出場を意識したためか、
第8節においてホームでイスラエルに勝ちきれなかった。
数字上は3位の可能性もあるが、しかし本戦出場は間違いないだろう。
勝点1で追うベルギーもほぼ決まりで、この二カ国の1位争いとなる。
またイスラエルとボスニア・ヘルツェゴビナの3位争うが争点だ。
こうした状況で10月10日のボスニア・ヘルツェゴビナ対ウェールズが鍵となる。
ここですべてが決まるわけでないが、ホームボスニア・ヘルツェゴビナが仮にウェールズに勝つと
一気に混戦模様になるのは必須だ。
強豪国がいるわけではないが、
参加国の国民は、最後まで一喜一憂することとなり、グループ自体が活況をみせるだろう。
【グループC】
第8節までに1敗しかしていないスペインの本戦出場はほぼ決ったが、
残念ながら国内問題に起因するピケへのブーイングなど
代表に集中できない環境が再び表面化した。
カタルーニャ情勢によっては本戦への準備などの支障をきたす心配がある。
そうした面とあわせて、残り試合で上位と当たらない2位のスロバキアが追いぬく可能性がある。
注目試合は10月13日の最終節、ウクライナ対スペインだ。
ここでスペインが不覚を取ると今後の欧州は色んな意味で面白くなる。